選挙情報専門サイトElection.の経緯

選挙情報専門サイトElection.は、2000年の6月2日衆議院解散と同時に生まれました。

当時は、国会議員でさえも1割ほどしかホームページを持っていませんでした。
政党のホームページも全て揃っていなかったと記憶しております。

各県市町村の選挙管理委員会のホームページも存在しておらず、
有権者が、自分の選挙区はどこなのか、選挙区の立候補者は誰なのかを探すのも難しかったのです。

まず作成したのが、立候補者応援メールでした。
自分の選挙区を検索し、立候補者をさがす、
その立候補者に向かってメッセージが送れるメールフォームでした。
とはいってもまだまだメールアドレスも不明な議員が多かったので、
党本部に転送をお願いするメールシステムでした。

次に用意したのが、オンライン世論調査システムです。まあ、いわゆるWEBアンケートの類なのですが、当時は選挙や政治に関するオンラインアンケートもなく、さらに友人知人に話を聞くと「新聞やテレビで発表されている世論調査って、本当なのかなぁ? わたし聞かれたことない!」という声も多く無作為ではないのであえて”オンライン”という名称を世論調査の前において、自主的な回答だけを集める仕組みを提供しました。

思った通り、現政権に意見ある方が集まりやすい状況が続きました。

第2回目は、オンライン出口調査と銘打って、選挙期間中に誰に(不在者投票を)入れたのか?ダレに入れる予定なのか?を聞きました。もちろん、発表は、公職選挙法の人気投票の禁止に従って、投票締め切り後に公開いたしました。

2000年6月25日の投票当日は、メンバー(といっても4人程度)、東京の事務所に開票速報をするために集まりました。開票速報といっても選挙管理委員会からデータなどをもらえるわけでもなく、ある会社の会議室に5台ほどのテレビを並べて、各放送局にチャンネルを合わせて発表があるたびにシステムに入力していくといった方法でした。

これが甘かった。 8時の開票とともに各テレビ局がバンバン当確を出していく。それを入力してくのですが、当時テレビ局も新聞社も、開票速報していない時代です。Election.のサイトにアクセスが集中しました。計測できた数字だけで1分間に5万アクセスでした。もちろん、つながらないケースも多々あったと思います。そうです感の良い方はお気づきのように、自分たちでさえサイトにつながらない状態になったのです。ようやくサイトに繋がるようになったのは、2時間後の10時を過ぎてから、そこからコツコツ入力していきました。

でも、テレビの当確情報はすぐに流れてしまいますが、ネット上では確認することができたので、お喜びの声をたくさんいただきました。

実はこの日は、テレビカメラが入っていました。日経CNBCビジネスラップ「先・端・人」の取材で、この様子はバッチリ取られて放送されました。お恥ずかしい。

選挙終了後には、国会議員の方からも注目されていたようで、何名か声をかけていただき、
国会議員を囲んで居酒屋トークセッション」などを企画しました。

福岡中心でしたが、
山崎 拓氏 松本 龍氏 太田誠一氏 野田佳彦氏などをお呼びして、
居酒屋で参加希望者を募って割り勘で食事会をしました。

まあ、当時は一般有権者が直接国会議員と話ができる場所も少なく、全国から応募が有りましたし、さらに、テレビの取材も多く入ったのを覚えています。

第一回などは、8月という暑い時期に、目の前は焼き肉炭、後ろはテレビカメラのライトの中で行われ食べるどころじゃなかったのでした。


インターネットと選挙というキーワードで、サイトを作りましたので、
結局最後まで国政しか手が回りませんでしたが、

国政・知事選・市区町村長選・市区町村議選だけでなく、
商工会議所選挙、青年会議所選挙など、
また、子どもたちに選挙の意味を教えれるように、生徒会選挙、児童会選挙までも
手がけてみたいと思っていました。

この頃御縁で、2001年2月には、選挙情報専門ラジオElection.というラジオ番組を持たせてもらいました。

週1で1時間の番組を約半年間、30回も放送させていただきました。

また、国会議員突撃インタビューで自由連合・公明党・共産党に訪れたりもしました。


そんな中、2004年にブログブームが来るわけですが、その前年にブログと出会いこれこそまさに政治家に向いていると直感しました。

現職の国会議員でさえ、超有名な議員ぐらいしか新聞やテレビに出ない。700名ほどの国会議員の中で名前を挙げれるのが多くて10名程度。さらに、選挙になると無名な新人が出てきてこの方々が何を考えているかわからない。政党名が分かる程度。ということは、本来であれば、ホームページに活動報告となるものを書けばいいのですが、当時のホームページは、ホームページビルダーなどで制作会社が作りFTPでアップロードしていたので、ほとんど選挙の前にしか更新しない代物になってました。そこでブログこそ、日々の活動や思いを伝えられるのでは?これには現職も新人も元職も関係なく、まとまって見れるサイトがいると。そんな思いで、政治家ブログ専門サイトを立ち上げました。当時は4000人の立候補者にむけて無償提供を発表しました。実際は100人程度が使ってもらいましたが。。

この16年で、政権交代が有り、政党が生まれては消えていくところを何度も見ました。
新聞にも何度も取り上げていただき、某政権時は、「危ないどころじゃないネット世論の政権支持率3%」なる記事もありました。

iPhoneアプリを使った 各党のマニフェストを閲覧できる
システム「マニフェストビュアー」の提供しました。
ただ単に政党別に紹介するだけでなく、下記テーマに分けて紹介もしました。
手の中に持って回れるマニフェストとして、新聞にも取り上げていただきました。

しかし年月が経ち、各新聞テレビのアンケートシステムも充実し、選挙速報も圧倒的な情報量で提供されています。

私達の作った選挙情報専門サイトElection.はここ数年もう役目を終えたのではと思うようになりました。

2016年の参議院選挙を前に今回こうやって、閉じる決断をいたしました。

今までご支援いただいた皆様、そして、様々なアンケートにご意見いただいた皆様
本当にありがとうございました。

このサイトが終わっても、少しですが選挙システムのお手伝いをさせていただいておりますので、
近くで見つけたら声をお掛けください。
西日本代表 平井良明



 

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